手術後、ギプスのまま冷却しつづけるため、そして足指を動かすこともままならない痛さなので、寝返りも当然うてないまま、8日目となりました。
うっ。
足は当然痛いのですが、重たいギプス足を運ぶための腸腰筋、大腰筋もパンパンで、別部位がケガしそうです。
当然、逆脚の疲労も半端ない。
大人気な病院の都合で、お引っ越しです。
両松葉杖のケガ人なのによちよちエレベーターに乗って、洗濯したり、シャワーを使ったりしにいかなければならない数日になりました。
チッ。
しかたないので、退院後の生活の練習と思って、しばし過ごすことにしました。
それにしても….
そんなんでケガしたら、どうするんだろうか?
というのも、私はもともとかなり運動している方だったので、かつ仕事の専門上、ちょいとした人体や運動の知識はあるわけで。しかも貧血もアレルギーもない有り難い体質。
狭い部屋に移った途端、急に、
「日本の悲劇」という年金不正受給の仲代達也の映画を思い出して検索しました。
なんだろう、この展開。
そうこうしているうちに、久しぶりのテレビがある部屋ですから、根掘り葉掘りの野次馬番組をみてみます。
他人の事情を面白おかしく、当事者の混みいっているだろう立場やいびつさをロクに想像もしないで、ただ騒いで一方的に嗅ぎ回って、正義を気取ってあちこちへ辿って、冷たい他人の感想を集めてどうするんだろうか?
みんなが野次馬、それが原因。
自分の行動を変えないなら、暇つぶし兼ねて、野次馬してても何も変わらない。
一方
リハビリでは外側の筋肉を使いすぎとお叱りを受けました。
アキレス腱からのふくらはぎが全く使えないので、他にかかりすぎている負担や補い合いを指摘される~
腹圧、いれねばなりません!
薬の副作用もあり、昼間は基本眠いのですが、ヤル気が出ないところ、美女の友人に電話で愉快な会話をしました。
その後、ついに!院長が登場して、

「ギプス、外しましょう」
あああああ
嬉しいはずが、
いまや、ギプスのおかげで傷口(及び中のボロボロにちぎれて縫われたアキレス腱)が守れているので、恐ろしすぎる!
と弱音を吐く間もなく、
とっとと準備する院長。
電ノコのようなもので、切れ目を入れたとき依頼の出現ですが、また
ぎーいいいいーーーーーーーーーーん
はい、ぱっかり開きました。
2週間ぶりにじっくりみる、左足。
手術後はじめての左足。
ドキドキ、ドキドキ。
がーん!😨
痩せ細りすぎ、そして肝心の患部にはパッドが貼ってあったので、傷口がみえなくて安心していたら
「はい、ちょっとね~消毒を~します~」と
ガーゼついたテープを剥がされて、
!!!!
😨
野戦病院としか思えない、
恐ろしい、思いっきりザックザックに縫われた、血のにじんだかさぶたがついた足首が出てきました。
周囲にも手術時のマークと思われるボールペンでひかれた線がそのまま、消えてない。
ウッ。
手術時に消毒で洗ってもらってはいるものの、やはり足はバッチイです。
さっそく、もらった除菌シート?ウエットタオルで拭きます。
が、かかとのふやけ(シャワーでうっかり濡らしたみたい)はなかなか分厚くなってます。
お見苦しいので写真は無し。
さて、お待ちかねの救世主「装具」が届きました。
医師も嬉しそう(当たり前か)
…………..が!こわい………..なぜって、この病院のものは、足首部分のカバーがないタイプ。支柱(?)はガッツリ左右にあるのですが、
肝心のアキレス腱エリアがカバーされてないよ~💦
スキーブーツのもっと簡易版ですので、動きは出やすいのでしょう。
ただ、患部を守ることはできないね。
なんだかな~医療の限界を感じました。
お疲れ院長には大変申し訳ありませんが、うっかり患部をぶつけたり、人ごみで蹴られたりしてしまいそうなので、アキレス腱エリアカバーを発注しました。(これが後に命の恩人となります)
その後、慣れない新部屋からトイレに行こうと出たら、ドアに挟みそうになりました….
今日から歩く練習を兼ねて、移動するときは装具をつけて過ごします。寝るときは竹のように半分にギプスを割ったかのようなシーネをつけて寝ます。
これで、就寝時の足がだいぶ軽くなりました………..頼りないけどね😭
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次回「手術後9日目、断裂後15日目ーレスキュー枕」へ続きます