そんなこんなで迎えた、手術後4日目、アキレス腱断裂10日目。
うわさの無色透明の便秘薬は少しの効果がありました………足は痛いし、患部は激痛走るし、常に冷却しているから、足が重いし、冷えるからトイレは違いし、ギプスは浮腫んでパッツンパッツン、腰は寝返り打てないので……あああああ!!!寝不足、極まれり。
病棟の平和なところは、原則、患者かケアする側しか居ないこと。
顔を知らなくても、相手が白衣でもない限り、相手はどこか悪いんだろう、という前提で動く。これが現実の生活とは違いマス。お見舞いのお客さんや付添の方って、どうしても挙動不審なんだ。苦笑
これはいかに、ケガ人、病人が実際の日常生活を送れていないかということかも。
日ごろ接していない人が大多数だったら、どう振る舞ったらいいか、なんと声をかけたらいいか、浮かばないんだと思う。
先進国のはずなのに、由々しき事態です。
さて、私の素晴らしきトレーニング/ピラティスの先生がご連絡くれて、近日寄ってくれるとのことで、なにかお買い物を頼もうかな!と思い浮かぶのが普通でしょうが、
食欲ない(リハビリ以外動いてないのもあり)
寝不足、全身コリコリ
手術の傷だけでなく、全身痛い、重い、暑い(熱)
↓
とにかく面倒くさい
の4重苦で、せっかく友達や知り合いが連絡くれてもほとんどなんも浮かばないんですわ、これが。
日ごろはテレビを全くみないので、物珍しさも手伝って、テレビをちょいちょいつけてみました。
「昭和のような価値観」でした。
よく知らない誰だかタレント?の食べ歩きとかどうでもいいことばかり。テロップもコメントも展開も、ナレーションも『定型文』ばかりなので何が面白いかさっぱり分かりませんでした。
さておき、
肝心の入院生活です。
リハビリ棟にはスポーツ!な方々がたくさんいます。
新人?らしい理学療法士は見た目はかわいい感じなのですが、ことある毎に髪の毛を触っています。不潔ですね。手術後の入院患者に触れる仕事なのに、ホコリや雑菌たっぷりの耳周りの髪の毛、髪の毛をかきあげ、前髪を触っているのはいただけません。誰か注意しろ~!
他人のことはさておき、本日のメニューは軽い筋トレです。
中臀筋を入れます、これはもともとやっているものだったので、楽。ただし、左はギプス分が重いのと、傷口痛むので、辛めです。
松葉杖で転ばないことが最重要ですので、殿筋も鍛えようとボールに足を載せて、ヒップアップをするのですが、ハムがカチカチで、健常時と違ったツラさがあります。
うつ伏せからの腿上げもするのですが、真上ってむつかしい…….
日ごろ簡単に出来ていたことが、と~っても難しい。
これも徐々に(さらに)筋肉(と感覚)が衰えていっている証拠。
残念なことに💦
〜 点滴終了〜
のお知らせが看護婦さんから伝わりました。
これで、即効の痛み止めとはお別れ……..
嫌な予感がします。
そうこうしている間に、ランチ前。
上海にいる小姐と電話で近況の報告をしました。
小姐の名言「家族や仕事の制約や重荷がないなら、(さらに)日本に住む理由なくていいよね」
そうこうしていると、私がこの数日愛用していたタオルケットを奪われました。
入院中はタオル2枚セットは買わなければ(レンタル)新しいものをもらえるわけでもなく、シーツや枕カバーも洗ってはもらえません。そう、ホテルっぽいのは見た目だけ。
😭ケチ!
日ごろは8000~1万歩いていた私ですが、エコノミークラス症候群を心配されるほどの運動量の少なさ。
炭水化物を半分にせねば!
と決意しましあ。
落ちづらい氷嚢を発明してくれーい!という心の叫びとともに、昼寝したかったのもつかの間、あっという間に午後のリハビリに呼ばれます。4日目となると、またもや同じメンバー。
+先日のサッカー選手⚽️が加わります。
みなさん、痛い!と言うときでもおっとり、静かに、
いだだだあだあだっだあだああ!!!
と叫びがちなのは私だけのようです。
我慢づよいのか痛みが少ないのか、慣れているのか……..それにしてもみんな、えらいなぁ。
みんな、前向きだなぁ………..私には無理です~
みんな、そんな無理しなくていいのに…..ガマンしても早く治るわけでも、症状が緩和するわけでもないのに…..
入院も5日目となるとシャワー🚿のカバーに慣れてきます。看護婦さんぞれぞれのやり方、得意な方法、優先順位が明らかになるのが面白い………けど、テープが剥がし難くて痛いことなどの情報は共有して欲しいな。日に日に進化共有すればいいのに看護部め~
断裂後、つまり左足をつかえなくなって、はや10日です。
意外なことに、「逆足を休まさせる」ことがほぼできないので(寝返りすらも✖)健足側を労わる製品が欲しいです。
本日のご褒美は猛暑の中来てくれたNちゃんから大量の雑誌&美味しいオヤツの差し入れ
そうなんです。
「普段はお忙しいから、これはいい機会と思って、読書でもなさってください」
「いつもの仕事はお気になさらず、どうぞたまにはゆっくり休んで、読書でも….」
というような言い回しで励まし?労り?の連絡をもらっていたのですが、
はい。
確かに、私も一瞬、入院前は「食事の支度もしなくていいし、移動時間もなくてちょうどよいから、この本とこの本を読もう!」と意気込んで荷物に本もKindleも入れてきたのですが
実際、手術おわってみると

それどころじゃない!
眠れず、痛くて、重くて、冷やしておくしかなく、トイレにいくのも面倒で、午前午後にリハビリして、寝不足のまま、熱が出ていて……..
って、真剣に読むような本は無理!
単に時間を過ごすような、気がまぎれるような、それでいて、できないこと(例えば旅行やグルメ)を欲しないようなもの……..
という当事者の心情を組んだNちゃんの感情的知性の高さに、感謝!
すばらしい女性が世にはいるもんですね☆
なにごとも個人の事情の尊重と共感と想像が大切と改めて感じ入りました。
本日のおススメコーナーはこちら
アプリで携帯とリンクして計測内容が記録できるから便利。やはり数字にして具体化するとはっきり(隠せず)するもの。
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薄型なので、狭い洗面所にフィットしてありがたい。
あああ、思わぬケガにより、せっかくのフィットネス・レベル・アップ計画が台無しです!
入院生活は食事も運動も規則正しく(半強制的に)なるので、これを機会にダイエットも筋力アップも美容計画、遂行しちゃおうと思います